カーナビ/PND・ファンクションテストシステム « sunsea-japan

カーナビ/PND・ファンクションテストシステム

カーナビ/PND・ファンクションテストシステムとは?

カーナビやPNDなどGPS機能搭載機器やそのソフトウェアが正しく動作しているかを、現場に出向かずに開発段階で自動評価できるテストシステムです。 このカーナビ/PND・ファンクションテストシステムでは、検査担当者の代わりにロボットがキー操作を行います。 キー操作を行った際の機器の画面をカメラで取得したり、音声をマイクで収集したりすることで、正しく動作しているかを自動判定します。
GPSを含むさまざまな信号のシミュレーションに対応しています。研究室内でのテストの自動化、テスト手順の蓄積や共有により、GPS機能搭載機器の開発時間、コストの低減に貢献します。
組込みシステムの機能を検証する為のツール。

現状

カーナビゲーションや情報端末など、GPS機能を搭載した機器が増えています。
GPS機能搭載機器やそのソフトウェアの機能試験は、車に載せて実際に現場を走行して試験する方法が主流となっています。 そのため、特に、海外向けの機器は現地に行くまで総合的なテストできず、「現地に行ってから問題が出る」、「デバックに時間がかかる」、「毎回のテストが同じ条件にならない」などの問題がありました。
この問題を解決するため、現地に出向かなくてもカーナビゲーションシステムの試験を行うことができる測定システムです。

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特徴

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さまざまな信号や、ITSと連携した試験を実現

GPS機器の試験を、実際に現地に出向かずに研究室内で行うことが可能です。 また、GPS衛星信号のシミュレーションだけでなく、車速パルス、ジャイロ(角速度)といったカーナビゲーションに必要な信号、リモコン、携帯電話、Bluetooth、無線LAN、地上デジタルテレビの試験のほか、VICS(道路交通情報通信システム)などのITS(高度道路情報システム)情報を連携してテストすることが可能です。 また、GPS機器のCAN(Controller Area Network)による制御も可能です。

現地に行く前にシミュレーションを行うことが可能

シミュレーション用のデータは実際の車にGPS受信機を搭載して取得することができるほか、地図から位置情報を使って作成することもできます。これにより、現地に行かなくてもシミュレーションを行うことが可能です。
特に海外向けのカーナビゲーションシステムの開発において有効です。

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表示された画像やマイクで収集した音声による自動判定 

ロボットによる操作後に画面に表示された画像やマイクで収集した音声が、あらかじめ想定した結果と同一かどうかを比較することで、機器が正しく動作しているかをシステムが自動判定します。
テスト手順や判定方法は、テストシナリオとして、ユーザが自由に設定することが可能です。テストシナリオを蓄積することで、ノウハウの共有や再利用ができるようになり、将来の検証や試験の信頼性を高めることにもつながります。

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電話 03-3474-7034 FAX 03-3474-7134  
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